LESSON 7

ポートフォリオを作ろう①
HTMLで骨組みを作る

ここから3回のレッスンで、自分を紹介するポートフォリオサイトを作ります。 今回は HTML で骨組み(中身)を作るところまで。見た目は次回、動きはその次に付けていきます。

1. 完成イメージ

Lesson 9 まで終わると、最終的にこんなページになります(実際に操作できます)。

portfolio/index.html(Lesson 9 完成版)

そして、今回(HTMLだけ)のゴールはこちら。色も飾りもない、シンプルな見た目です。

portfolio/index.html(Lesson 7 時点)

2. 準備:フォルダと画像

  1. フォルダを作る

    デスクトップに portfolio フォルダを作り、その中にさらに images フォルダを作ります。

    フォルダの構成
    portfolio/
    ├── index.html      ← これから作る
    └── images/
        ├── tetsubo.svg ← 特技の画像
        └── game.svg    ← ハマっているものの画像
  2. 画像を用意する

    images フォルダに、特技とハマっているものの画像を1枚ずつ入れます。 練習用のイラスト(tetsubo.svg・game.svg)も用意しました。 リンクを右クリック →「名前を付けてリンク先を保存」で保存できます。

    自分で撮った写真(.jpg や .png)を使ってももちろんOKです。

  3. VS Code でフォルダを開く

    VS Code の「ファイル」→「フォルダーを開く」で portfolio フォルダを開きます。

画像の権利に注意: インターネットで見つけた画像や、ゲーム・アニメなどの画像には著作権があります。 使うのは、自分で撮った写真・自分で描いた絵・利用が許可されている素材にしましょう。 ゲーム画面のスクリーンショットを使いたい場合は、そのゲーム会社の利用規約を確認してください。

3. 基本の形を作る

VS Code の左側で右クリック →「新しいファイル」を選び、index.html という名前で作ります。 (index.html は「そのフォルダの表紙」という意味の、特別によく使われる名前です)

ファイルを開いたら、Lesson 6 の小ワザ ! + Enter で基本の形を入力します。 自動で入る lang="en" を lang="ja" に、<title> の中を自分のサイト名に書き換えましょう。

index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
  <title>Mayu Takahashi Portfolio</title>
</head>
<body>

</body>
</html>

色付きの行が、書き換える・書き足す部分です。

<meta name="viewport" …> は「スマホで見たときも、画面の幅に合わせて表示してね」という設定です。 (VS Code の ! で入る内容は、バージョンによって少し違うことがあります)

<body> の中に、ページの一番上に表示するタイトル部分を書きます。

index.html(body の中)
<body>
  <header>
    <h1>Mayu Takahashi Portfolio</h1>
    <p>はじめまして! 私の好きなものを紹介します。</p>
  </header>
</body>

<header> は「ここはページの頭(ヘッダー)部分です」という意味の箱です。 箱自体は画面に何も表示しませんが、中身をグループにまとめておくことで、次回の CSS で「ヘッダーだけ色を変える」といったことができるようになります。

保存(Ctrl + S)したら、エクスプローラーで index.html を Chrome で開いて確認しましょう。以降も、書いたら保存して Chrome で再読み込み(F5)、をくり返します。

5. 紹介コーナーを作る

次に、ページの本体 <main> を作り、その中に「特技」のコーナーを <section> で作ります。

index.html(header のすぐ下に追加)
  </header>

  <main>
    <section>
      <h2>特技:鉄棒</h2>
      <p>子どものころから鉄棒が大好きです。</p>
    </section>
  </main>
</body>
タグ意味家でいうと
headerページの頭の部分玄関・表札
mainページのいちばん大事な本体リビング
sectionテーマごとのまとまりそれぞれの部屋
footerページの終わりの部分裏口・勝手口

<h2> は <h1> の次に大きい見出しです。ページの題名が h1、各コーナーの見出しが h2、という関係になっています。 本の「タイトル」と「章の見出し」のようなものです。

ポイント:字下げ(インデント) 箱の中に入っているタグは、スペース2つ分ずつ右にずらして書いています。ブラウザの表示には影響しませんが、 どの箱に何が入っているかがひと目でわかるので、プロは必ずこう書きます。

6. 画像を貼る

「特技」のコーナーに、<img> タグで画像を追加します。

index.html(特技の section の中)
    <section>
      <h2>特技:鉄棒</h2>
      <p>子どものころから鉄棒が大好きです。</p>
      <img src="images/tetsubo.svg" alt="鉄棒のイラスト" width="300">
    </section>
属性意味
src="images/tetsubo.svg"表示する画像の場所。「images フォルダの中の tetsubo.svg」という意味です。自分の写真なら images/tetsubo.jpg のようにファイル名に合わせます。
alt="鉄棒のイラスト"画像の説明。画像が表示できないときや、目の不自由な方が音声読み上げで閲覧するときに使われます。
width="300"表示する幅(300ピクセル)。

同じようにして、「ハマっているもの」のコーナーも、特技のコーナーの下に追加します。

index.html(特技の section の下に追加)
    </section>

    <section>
      <h2>今いちばんハマっているもの:Valorant</h2>
      <p>5人対5人で戦う、チーム対戦型のシューティングゲームです。</p>
      <img src="images/game.svg" alt="ゲームのイラスト" width="300">
    </section>
  </main>
画像が表示されないときは: ① images フォルダの名前、② 画像のファイル名(.jpg と .png の違いも含む)、 ③ src の書き方、の3つが1文字も違わずに一致しているか確認しましょう。大文字・小文字も区別されることがあります。

7. 仕上げと全体のコード

最後に、ページの一番下に <footer> を追加します。&copy; は「©」マークを表示するための書き方です。

index.html(main の下に追加)
  </main>

  <footer>
    <p>&copy; 2026 Mayu Takahashi</p>
  </footer>
</body>

完成した index.html の全体はこちらです。自分のファイルと見比べてみましょう。

index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
  <title>Mayu Takahashi Portfolio</title>
</head>
<body>
  <header>
    <h1>Mayu Takahashi Portfolio</h1>
    <p>はじめまして! 私の好きなものを紹介します。</p>
  </header>

  <main>
    <section>
      <h2>特技:鉄棒</h2>
      <p>子どものころから鉄棒が大好きです。</p>
      <img src="images/tetsubo.svg" alt="鉄棒のイラスト" width="300">
    </section>

    <section>
      <h2>今いちばんハマっているもの:Valorant</h2>
      <p>5人対5人で戦う、チーム対戦型のシューティングゲームです。</p>
      <img src="images/game.svg" alt="ゲームのイラスト" width="300">
    </section>
  </main>

  <footer>
    <p>&copy; 2026 Mayu Takahashi</p>
  </footer>
</body>
</html>

Chrome で開いて、1章の「今回のゴール」と同じように表示されれば完成です!

自分らしくアレンジしよう

迷ったら Claude Code に聞いてみましょう。たとえば、こんなふうに。

Claude Code への質問の例
index.html に「好きな食べ物」のコーナーを追加したいです。
どこに、どんなタグを書けばいいか、理由も含めて教えてください。コードはまだ書き換えないでください。

「コードはまだ書き換えないで」と添えると、答えを教えてもらうだけで、手を動かすのは自分、という練習ができます。

確認クイズ

選択肢をクリックしてください。

Q1. 画像を表示するタグはどれ?

Q2. img タグで「どの画像を表示するか」を指定する属性は?

Q3. 「特技」「ハマっているもの」のような、テーマごとのまとまりを囲むタグは?

Q4. ポートフォリオに使う画像として、いちばん安心なのはどれ?

まとめ

骨組みが完成しました。次の Lesson 8 では、CSS でこのページに色を付けて、一気におしゃれにしていきます。